ンカミラ難民一時収容所訪問(7月20日)
(左:カズンWFP事務局長及びルバベナ災害対策・難民問題省次官と、右:子供用食料パッケージの説明を受ける小川大使)
(左:難民の子供たちによる空手の実演、右:大使による挨拶)
7月20日、小川大使は、国連世界食糧計画(WFP)の招待を受け、カズンWFP事務局長及びルベバナ災害対策・難民問題省次官等と西部県のンカミラ難民一時収容所を訪問しました。ンカミラ難民一時収容所は、昨年4月1来のコンゴ(民)東部地域の不安定化に伴い、本来の収容能力(2,500人程度)をはるかに超える、1万人前後のコンゴ(民)難民及びルワンダ帰還民が生活・滞在しています。
日本政府は、このような状況を憂慮し、ルワンダ政府(災害問題・難民問題省)と協力する一方で、平成24年度(2012年度)には、関係国連機関(UNHCR、UNICEF、WFP)のルワンダ事務所に総額590万米ドルの支援を行いました。この支援は、ンカミラ難民一時収容所及び昨年新たに設置された西部県のキゲメ難民キャンプで生活する難民の生活向上(食糧の配給、水・衛生の改善、教育の提供、児童保護等)に活用されています。