第10回日・ルワンダ経済協力政策協議(2013年9月27日)

 


(写真左:左端から小林JICA所長、貴島課長、小川大使、バイネ次官、ンガンゴ二国間協力局長代行。写真右:会場の様子)

小川大使スピーチ

9月28日、第10回日・ルワンダ経済協力政策協議が開催されました。日本政府側から小川大使、貴島国際協力局国別開発協力第3課長、小林JICAルワンダ事務所長及び大使館・JICA事務所の担当官等が、ルワンダ政府側からバイネ外務協力省次官、ルワクンダ・インフラ省次官、トゥサベ・ルワンダ歳入庁副長官をはじめ各関係省庁の局長、課長、担当官等、総勢約50名が出席しました。同協議は2004年から毎年開催されているハイレベルでの協議であり、我が国のODA政策とルワンダの開発政策について両国間での理解を深めることにより戦略的な経済協力を策定することを目的としており、今年は記念すべき第10回目を迎えました。

協議では、ルワンダ側より同国のマクロ経済状況につき報告があるとともに、今年7月から開始された第2次経済開発貧困削減戦略(EDPRS2)につき説明が行われ、日本側からは今年6月に横浜で開催された第5回東京アフリカ開発会議(TICAD V)のフォローアップ等を行いました。さらに、我が国が支援する4つの分野(経済基盤整備、農業開発、社会サービスの向上、成長を支える人材育成)の協力内容や課題事項につき出席者で意見交換を行いました。また、EDPRS2の策定にともない、見直しが行われたDoL(ドナー間の役割分担)に関し、我が国は、農業、水・衛生、エネルギー分野をアクティブ・パートナーとして、教育及び交通分野をサイレント・パートナーとして支援していくことを二国間で確認しました。

全体をとおし、率直かつ活発な意見交換が行われ、大変有意義な協議となりました。