マハマ・ブルンジ難民・キャンプ視察(2015年10月27日)

 27日,サベル・アザム当地UNHCR代表の案内により太田大使以下当館関係者は,ブルンジにおける政情不安を受けて本年3月中旬からルワンダに流入したブルンジ難民が暮らすマハマ難民キャンプを視察しました。また同キャンプでは,アザム当地UNHCR代表他の支援関係者から,難民の生活状況,医療施設,難民の児童の学校教育,難民の生計向上等について説明が行われました。更に当館関係者は,難民キャンプ運営関係者及び難民入居者より直接事情を聴取しました。

 ルワンダには7万人を越えるブルンジ難民が避難しており,その内の約4.5万人が同キャンプに暮らしています。

 太田大使は,ブルンジ難民に対し,国際機関・ドナーが連携して人道的支援に取組んでいくことが必要である旨述べると共に,中長期的には難民の自立を促す支援が重要である旨指摘しました。

 

(左:難民キャンプの景色,右:難民との対話)

 

(左:医療センターでの順番待ち,右:建設中の仮設住宅)

 

                          (難民が設置した市場)