第11回日・ルワンダ経済協力政策協議(2014年11月4日)
(写真左:左端から守屋JICA所長、小川大使、カンバンダ次官、ルグワビザ・チーフエコノミスト。写真右:会場の様子)
11月4日、第11回日・ルワンダ経済協力政策協議が開催されました。日本政府側から小川大使、守屋JICAルワンダ事務所長及び大使館・JICA事務所の担当官等が、ルワンダ政府側からカンバンダ外務・協力省次官、ルグワビザ財務・経済計画省チーフエコノミストをはじめ各関係省庁の局長、課長、担当官等、総勢約50名が出席しました。同協議は2004年から毎年開催されているハイレベルでの協議であり、我が国のODA政策とルワンダの開発政策について両国間での理解を深めることにより戦略的な経済協力を策定することを目的としています。
協議では、ルワンダ側より同国のマクロ経済状況につき報告があるとともに、昨年7月に開始された第2次経済開発貧困削減戦略(EDPRS2)の目標の達成状況等につき説明が行われ、日本側からは昨年6月に横浜で開催された第5回東京アフリカ開発会議(TICAD V)のフォローアップ等を行いました。さらに、我が国が支援する4つの分野(経済基盤整備、農業開発、社会サービスの向上、成長を支える人材育成)の協力内容や課題事項につき出席者で意見交換を行いました。
小川大使は、ルワンダがカガメ大統領の力強いリーダーシップの下、開発に懸命に取り組み、目覚ましい経済成長を遂げていることを賞賛し、本日の協議がより効果的な協力を促進するために両国の相互理解を深めることを期待すると共に、日本及びルワンダの二国間関係の一層の強化につながるものと考えていることなどを述べました。
また、今回の協議では、今後の対ルワンダ円借款供与の可能性について意見交換が行われました。
全体をとおし、率直かつ活発な意見交換が行われ、大変有意義な協議となりました。