アフリカPKO訓練センター支援「ルワンダ平和アカデミー(RPA)」の視察 (201399日)

 


完成したルワンダ平和アカデミーの外観       小川大使と開講式のゲストスピーカー

 
スピーチをする小川大使                 平和支援活動基礎コース受講生との記念撮影

小川大使の平和支援活動基礎コース開講式スピーチ
当地英字新聞「The New Times」の報道

9月9日、小川大使は、日本政府が平成19年度(2007年度)補正予算で国連開発計画(UNDP)を通じて支援したアフリカPKO訓練センター「ルワンダ平和アカデミー(RPA)」を視察しました。

日本政府は、同支援において300万米ドルを拠出し、同アカデミーの施設建設のほか、新規雇用職員に対する研修および研修ニーズ調査支援を実施しました。RPAの施設建設は2011年10月に着工され、2012年末に完成しました。RPAは、2010年の活動開始以来、隣接するルワンダ陸軍大学の教室を借りてPKO訓練コースを実施していましたが、2012年末の完成後には、RPA独自の施設で研修を実施することができるようになりました。ケニアやエチオピアのPKO訓練センターとの業務の重複を避けるため、RPAでは、主に、ルワンダの経験を生かすという考慮から平和の定着(consolidation)支援に重点を置いた訓練コースが実施されています。

同日は、ドイツ国際協力公社(GIZ)が支援する東アフリカ待機軍(EASF: Eastern Africa Standby Force)対象の平和支援活動基礎コースの開講式が開催され、小川大使は同開講式でスピーチを行い、日本政府はこれまでTICADプロセス等でアフリカの平和構築を重視しており、その一環で建設されたRPA施設において、訓練コースが開催され施設が有効に活用されていることを見ることができるのは大変喜ばしい、今次平和支援活動基礎コースの成功を祈念する旨述べました。