ルワンダにおける注意事項

 

1. 治安について

 ルワンダ政府は治安維持対策に積極的に取り組んでおり、現在同国の治安情勢は比較的安定しています。このため、同国はアフリカ諸国の中でも一般犯罪の少ない国の一つと言われています。しかし、2012年7月以降発生していなかった手りゅう弾事件が2013年3月、9月にキガリ市内の市場で発生しています。そのため、特に市内の繁華街や市場等では所持品に十分気をつけるだけでなく、人混みなどには安易に近寄らないようにしてください。特に、日没後から早朝にはむやみに出歩かないことをお勧めします。
 なお、最新の治安状況については、外務省ホームページ内「海外安全ホームページ」をご覧ください。

2. 保健・衛生について

 当館が水道水の検査を行った結果、場所により細菌や金属が検出されています。水道水は決して飲用せず、ミネラルウォーターを飲んで下さい。

 当国はマラリア感染地域になっています。マラリア蚊は夕刻より夜明け頃に活発に活動すると言われていますので、屋内、屋外を問わず蚊取り線香、虫除け等を使用し、また、肌の露出を控える等十分な対策を講じてください。さらに、帰国後発熱があった場合には、必ずマラリア感染地に行ったことを医師に伝え、検査を受けるようにしてください。

 キガリは海抜1,500m程度の高地に位置するため、到着後しばらくは息切れ、頭痛、不眠などの症状が発生する場合もあります。また、アルコールに酔いやすくなりますので、普段よりも量を控えるなど注意が必要です。

 外国人がよく行くレストランは比較的衛生面にも気を配っているようですが、食あたり等の危険性がありますので、生ものは避け、火が通った物を選ぶようにしてください。また、少しでも違和感のある物は食べないようにしてください。

3. 写真撮影について

 空港、大統領府周辺、軍施設等は撮影禁止ですので、撮影をしなくともカメラを手に持つなど疑いをかけられる行為は避けるように注意してください。また、市内の写真を撮影する際にも、カメラを向けることを極端に嫌がられたり、金銭を要求されたりすることがありますので、十分注意してください。