IPRC North/トゥンバ高等技術専門学校卒業式

 2月26日,トゥンバ高等技術専門学校(TCT)において,ガタバジ校長の主宰にて卒業式が開催され,坂本参事官が出席しました。この日は476名が卒業の日を迎え,その他の来賓としてビデリWDA理事長,ガサナ同局長も参列しました。多くの保護者も出席する中で,ルワンダ伝統ダンスも披露され,卒業式は盛大に執り行われました。坂本参事官は祝辞の中で,電子・通信,情報技術(IT)及び代替エネルギーの各コースを終えた卒業生によるルワンダの発展への貢献は非常に重要となる旨述べました。

 ルワンダは国家開発計画「Vision 2020」において知識ベース経済の実現を掲げ,人的資源開発,とりわけ科学技術分野の人材育成に取り組んでいます。日本は,TCTが産業・社会のニーズに適合した高等技術教育機関になることを目標に,2007年から5年間,「トゥンバ高等技術専門学校強化支援プロジェクト」を実施しました。また,2013年からは,特に実践的技術教育提供のための能力・システム強化,学校運営能力強化に焦点を置き,ルワンダにおける職業訓練・技術教育(TVET)の改善に有効なアプローチを提供するため,「トゥンバ高等技術専門学校強化支援プロジェクトフェーズ2」を実施しています。

 

(左: スピーチをする坂本参事官, 右: 卒業生)

坂本参事官スピーチ