平成27年度一般プロジェクト無償資金協力「第二次変電及び配電網整備計画」に関する書簡の交換(2016年3月8日)

 

(左:交換公文への署名,右:交換公文を手に握手を交わす坂本臨時代理大使とガテテ大臣)

 3月8日,坂本臨時代理大使とクラヴェール・ガテテ財務・経済計画大臣との間で,22億1,900万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「第二次変電及び配電網整備計画」に関する書簡の交換が行われました。


 本件協力は,首都キガリ市にて変圧器を含む変電所の新設等により,効率的な送配電設備を整備・拡充することを以て,電力供給の安定化・効率化を図り,キガリ市の経済・社会開発の促進に寄与するものです。

 坂本臨時代理大使は,ルワンダの近年の高い経済成長を背景に電力需要の増加が著しい反面,需要が供給に追いついていない状況があることに加え,電力の64%をキガリ市が消費しているため,キガリ市の発電能力は喫緊の課題である旨述べ,本件協力は,ルワンダの国家開発目標である「経済開発貧困削減戦略Ⅱ(EDPRSⅡ)」や「Vision 2020」に沿っている旨述べました。

 また,ガテテ財務・経済計画大臣は,日本政府が世銀・EUと並んで水・衛生,農業といった分野以外に国の発展の根幹となるエネルギー分野での支援に参画していることに感謝の意を表明するとともに,第2フェーズとなる本件無償資金協力により,キガリ市に変電所が新設されることで,安定した電力供給が可能になる旨述べました。

外務省報道発表

坂本臨時代理大使スピーチ

【報道】

3月9日付 THE NEW TIMES

3月9日付 ESI AFRICA

3月8日付 IGIHE

3月8日付 UMUSEKE

3月8日付 KIGALI TODAY