「変電及び配電網整備計画」完工式の開催」(2014年3月25日)
(左:完工式典におけるテープカットの様子(小川大使(写真中央)、イスンビンガボ・エネルギー水担当大臣(左)、守屋JICAルワンダ事務所長(右))、右:改修・整備されたムシャ変電所(手前が旧設備、左奥が新設備))
(左:変電所構内の見学の様子、右:操作盤の説明を受ける小川大使とエネルギー・水担当大臣)
(左:スピーチをする小川大使、右:式典に出席した裨益者である近隣住民)
25日、小川大使は、対ルワンダ一般プロジェクト無償資金協力案件「変電及び配電網整備計画」の完工式に出席しました。同事業は、ルワンダ国内の老朽化した変電所の改修・建替、配電網の改修・拡張に関する機材の供与により、配電の際のロスを削減し、配電許容量を増幅する等の目的で実施されました。同事業は3年間で約24.5億円を供与するもので、国内5か所の変電所及び配電網を改修・拡張しました。
完工式は、事業実施サイトの1つである東部県ルワマガナ郡ムシャ変電所で執り行われました。同式典に出席した小川大使は、日本はルワンダの長期国家開発目標「Vision 2020」及び第二次経済開発貧困削減戦略(EDPRS2)達成のため、開発重点分野である経済基盤開発に貢献でき喜ばしい旨述べました。また、イスンビンガボ・エネルギー・水担当大臣は、同事業は長年にわたる人口増加等による需要過多に対し安定的な電力供給を可能とする旨述べ、また、ニーズの高い地区への日本の貢献に謝意を表明しました。