平成23年度 草の根・人間の安全保障無償資金協力「カレッジ・ドクトリナ・ヴィタエ校内雨水回収施設整備計画」:竣工式の開催
(2013年7月3日)

 


(左:水道栓を捻る小川大使、右:雨水タンク)


(カレッジ講堂内での式の様子)

 3日、カレッジ・ドクトリナ・ヴィタエ校内雨水回収施設の竣工式が開催されました。日本政府によって支援を受けた雨水タンク4基、飲料水用給水タンク1基と地下貯水槽1基が、雨水を集める樋、集水管、水路とともに、同校に引き渡されました。雨水回収施設の整備によって,全校生徒がきれいな水を利用でき、生徒たちの学習環境が改善されるようになります。
 小川大使は、「開設された雨水回収施設で、きれいな水へのアクセスが容易になると共に、学校の水不足や水を媒介とした感染症の抑制に重要な役割を果たすことを期待しています」と祝辞の中で述べました。また同校のPTA会長は、「一連のタンクの導入により、水道代が非常に節約できているだけでなく、感染症も著しく減少した。この度の日本政府の支援に感謝しています」と述べられました。

当地英字新聞「The New Times」の報道