令和5年度「プランス・レジャン・シャルル病院産科入院棟改修計画」 対ブルンジ草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)署名式
令和5年11月16日

10月26日、生田経済協力班長と、プランス・レジャン・シャルル病院(Hôpital Prince Régent Charles)のニンパイエ院長は、64,576米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)の贈与契約書に署名しました。


プランス・レジャン・シャルル病院はブジュンブラ市中心部に位置し、約600床の入院施設を持つ公立総合病院です。他の治療施設で対応できず紹介されてきた患者が全国から訪れ、産科では1日約50人の妊産婦の診察と、1日約13件の分娩が行われています。
しかし、出産直後の産婦のための入院棟は、1949年の開院以来一度も改修されていないため、雨漏りがひどく、12部屋中7部屋は老朽化のために使用できていません。また、産科の待合室が無いため、妊産婦は猛暑や大雨の中、屋外の廊下に座り込んで診察を待つことを余儀なくされています。
本プロジェクトでは、入院棟を改修し、待合室2棟を新設し、年間約5000人の妊産婦がより安心して同院を利用し、より質の高い母子保健サービスを受けられるようになります。
しかし、出産直後の産婦のための入院棟は、1949年の開院以来一度も改修されていないため、雨漏りがひどく、12部屋中7部屋は老朽化のために使用できていません。また、産科の待合室が無いため、妊産婦は猛暑や大雨の中、屋外の廊下に座り込んで診察を待つことを余儀なくされています。
本プロジェクトでは、入院棟を改修し、待合室2棟を新設し、年間約5000人の妊産婦がより安心して同院を利用し、より質の高い母子保健サービスを受けられるようになります。

生田書記官は同式典で、「プランス・レジャン・シャルル病院との贈与契約に署名できることを大変光栄に思う。すべての人が人生のはじめに質の高い母子保健サービスを受けられるようになることを願う。本プロジェクト実現のために、我々はプランス・レジャン・シャルル病院と協力していく。」と祝辞の中で述べました。同病院院長であるニンパイエ医師は、「本プロジェクトは、同院の母子保健サービスを向上させる重要な取り組みで、周辺住民は歓迎している。」と日本政府に感謝の意を表しました。