令和5年度補正予算「ブルンジにおける洪水被害者への緊急支援(IOMブルンジ)」キックオフ式典

令和6年3月7日
式典の様子
事業概要説明
 2024年2月29日(木)福島大使は、ブジュンブラ市内で行われた令和5年度補正予算を通じて支援される「ブルンジにおける洪水被害者への緊急支援(IOMブルンジ)」のキックオフ式典に出席しました。
福島大使のスピーチ
集合写真(写真:IOM)
 本プロジェクトでは、豪雨等による地滑りや洪水等による5,200名の自然災害被災者に対し、IOMブルンジがシェルター、非食料品(ブランケット、石けん、歯磨き粉等)の提供、基礎的な水・衛生、保健サービスを提供する予定であり、日本は1.9億円を支援します。本プロジェクトは人命救助と緊急のニーズに応えるための人道支援の提供と人々の保護のため、ブルンジ政府の国内避難民への対応を支援するものです。
 
 式典において、福島大使は「日本の開発協力は、“人間の安全保障”の下に実施されており、IOMを通じたブルンジへの支援はまさにこのコンセプトに沿ったものである。補正予算を通じた支援は、ブルンジにおける脆弱者が置かれた緊急性の高さから、迅速に決定されたもの。本プロジェクトにおいて、IOMとその事業実施パートナーである日本のNGOテラ・ルネッサンスには邦人が各1名ずつ従事しており嬉しく思う。最後に、ブルンジ政府及びIOMの人道支援の努力に敬意を払うとともに、本事業がブルンジの脆弱者の生活向上に資することを願う。」と述べました。