平成26年度無償資金協力「ブジュンブラ港改修計画」の完工式

令和6年10月23日
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 2024109日、平成26年度無償資金協力「ブジュンブラ港改修計画」の完工式がブジュンブラ港にて行われ、福島大使、ンダイシミエ大統領、ニジンベレ商業・交通・産業・観光大臣、JICA安藤理事等が出席しました。

 本案件は総額約35億円を供与し、国際基準にも合致した船舶修理施設とコンテナターミナルを有する近代的港を整備することで、タンガニーカ湖の湖上交通・貿易が促進され、ブルンジのみならず東アフリカ地域経済の活性化を図るものです。

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 本式典にて、福島大使は本案件の実現に向けたブルンジ政府、ブルンジ湾港局、JICA、本港の建設に携わった日本企業(パデコ社及びワールド開発工業社)の努力を賞賛すると共に、本年8月に東京で行われたTICAD閣僚会合でも議論された「連結性の強化」を日本政府は重視しており、ブルンジ及び東アフリカ地域の発展にとって不可欠である旨述べました。

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 また、ンダイシミエ大統領は過去の日本による支援に触れつつ、困難なときも一貫してブルンジ国民に寄り添い、同国を支援している日本政府への感謝を述べると共に、本港の実現により東アフリカ地域における貿易が促進され、裨益効果が最大化されることを期待する旨述べ、完工式が終了しました。