令和5年度スポーツ外交推進事業における柔道着等供与式の実施

令和7年2月28日
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2月18日、ブルンジ・オリンピック委員会事務所にて令和5年度スポーツ外交推進事業で供与された柔道着等の引渡式が行われ、森口書記官が出席しました。
 
本事業は柔道着上下セット112着、上衣1着、下穿5着、帯82本、赤紐2束を全日本柔道連盟からブルンジ柔道連盟に供与するもので、引渡式にはビギリマナ・ブルンジ・オリンピック委員会事務局長及びンペジンダガノ・ブルンジ柔道連盟事務局長が同席しました。
 
森口書記官は本事業の意義や他者の尊重・躾といった柔道の精神を説明した上で、「柔道はブルンジで最も人気の高いスポーツの一つ。2021年の東京オリンピックにはブルンジの選手も複数参加した。本件により、より多くの有望なブルンジの若手柔道家が輩出され、柔道を通じた日・ブルンジ間の交流が深まる一歩となることを期待する」と述べました。
 
ビギリマナ事務局長は「日本政府及び全日本柔道連盟からの寛大な支援に感謝申し上げる。ブルンジでは柔道着等の器材がないことを理由に柔道を止める子どもも少なくないため、このような支援は大変時宜にかなっている」と述べ、ンペジンダガノ事務局長は「今次支援を機に柔道の友好試合や人的交流なども実現することを願っている」と更なる期待を込めました。
 
スポーツ外交推進事業はスポーツを通じた官民の国際交流・協力の枠組である「Sport for Tomorrow」の一環で実施され、日本は同事業を通じてスポーツ交流への貢献を行っています。