令和6年度「食糧援助」及び「精米施設における機材整備計画」に関するEN等の署名
令和7年3月11日


19日午後、ブルンジ外務省で令和6年度「食糧援助」及び令和6年度「精米施設における機材整備計画」のEN等署名式が行われ、福島大使とシンギロ外務・国際協力大臣との間で署名が行われました。
供与額約6.5億円の「精米施設における機材整備計画」は、精米機材を供与することで、米の質の改善や農家の収入向上を目指すもので、JICAを通じて実施されます。また、JICAはブルンジで技術協力「稲作改善支援計画プロジェクト」を実施しており、技術支援と組み合わせることで相乗効果を生むことが期待されます。
ブルンジでは米が主食消費量のうち約20%を占め、単収が高く長期間の保存が利く上に、将来的には輸出を通じた外貨獲得にも繋がることから、ブルンジ政府は生産性と質を向上させるべき穀物として米に着目してきました。他方、米の生産は国内消費量の増加に追いついておらず、国産米の収穫後処理能力強化が優先課題として挙げられてきました。今般の支援は同課題を解決し、ブルンジの食料安全保障及び経済発展に貢献するものです。
供与額3.5億円の「食糧援助」は「人間の安全保障」の概念に基づいて日本政府が長年実施しているものであり、ブルンジ国民の生活の向上とブルンジの発展を目指すものです。供与された米はブルンジ政府が市場価格で販売し、積み立てられた資金は「見返り資金」としてブルンジの社会経済開発に活用されます。
EN等署名式にて、福島大使はこれら案件の意義を説明した上で「日本の支援は継続性がキーワードとなっており、日本はブルンジで1970年代から支援を実施し、信頼できるパートナーとして常にブルンジに寄り添ってきた。昨年10月にはンダイシミエ大統領御臨席の下で日・ブルンジ協力関係の象徴とも言える「ブジュンブラ港改修計画」の引渡式を実施したところであり、今般更に総額約10億円の支援を実施できることを嬉しく思う」と述べました。
シンギロ外務・国際協力大臣は「今般署名した2案件はいずれも食料安全保障に資するものであり、日ブルンジ二国間関係が非常に強固であることを改めて示す機会となった。日本はブルンジが独立した直後からバイ・マルチの両面で様々な支援を行ってきており、日本はブルンジにとって無くてはならないパートナーである。両案件がきちんと実施されるよう、ブルンジ政府として必要な支援を行うことを約束する。改めて日本政府の寛大な支援に感謝申し上げる」と述べました。
供与額約6.5億円の「精米施設における機材整備計画」は、精米機材を供与することで、米の質の改善や農家の収入向上を目指すもので、JICAを通じて実施されます。また、JICAはブルンジで技術協力「稲作改善支援計画プロジェクト」を実施しており、技術支援と組み合わせることで相乗効果を生むことが期待されます。
ブルンジでは米が主食消費量のうち約20%を占め、単収が高く長期間の保存が利く上に、将来的には輸出を通じた外貨獲得にも繋がることから、ブルンジ政府は生産性と質を向上させるべき穀物として米に着目してきました。他方、米の生産は国内消費量の増加に追いついておらず、国産米の収穫後処理能力強化が優先課題として挙げられてきました。今般の支援は同課題を解決し、ブルンジの食料安全保障及び経済発展に貢献するものです。
供与額3.5億円の「食糧援助」は「人間の安全保障」の概念に基づいて日本政府が長年実施しているものであり、ブルンジ国民の生活の向上とブルンジの発展を目指すものです。供与された米はブルンジ政府が市場価格で販売し、積み立てられた資金は「見返り資金」としてブルンジの社会経済開発に活用されます。
EN等署名式にて、福島大使はこれら案件の意義を説明した上で「日本の支援は継続性がキーワードとなっており、日本はブルンジで1970年代から支援を実施し、信頼できるパートナーとして常にブルンジに寄り添ってきた。昨年10月にはンダイシミエ大統領御臨席の下で日・ブルンジ協力関係の象徴とも言える「ブジュンブラ港改修計画」の引渡式を実施したところであり、今般更に総額約10億円の支援を実施できることを嬉しく思う」と述べました。
シンギロ外務・国際協力大臣は「今般署名した2案件はいずれも食料安全保障に資するものであり、日ブルンジ二国間関係が非常に強固であることを改めて示す機会となった。日本はブルンジが独立した直後からバイ・マルチの両面で様々な支援を行ってきており、日本はブルンジにとって無くてはならないパートナーである。両案件がきちんと実施されるよう、ブルンジ政府として必要な支援を行うことを約束する。改めて日本政府の寛大な支援に感謝申し上げる」と述べました。