ブルンジへのWFP連携食糧援助(魚缶)に関する署名式

平成31年2月19日
署名式後の給食提供
2月19日,宮下大使はヴィララリバWFPブルンジ所長との間で,2億円に上がる無償資金協力を通じた魚缶の食糧援助に関するE/N等の署名を行いました。この援助により,約1年間にわたり,ブルンジ国内の300余りの小学校で,魚缶を利用した給食が提供されます。252トンの魚缶で,ブルンジにおける27万人以上の子ども達が裨益することとなり,ブルンジにおける子どもの栄養状態の改善や就学率の向上が期待されます。

宮下大使は,魚缶が配布される予定の学校における署名式で,(1)子どもは国の宝であり,皆で育てるべきである。(2)子ども達がきちんと勉強できる環境を整えるのも国や親の責任で有り,栄養状態を改善することもその一つである。今回,日本が子どもの栄養状況を改善するためのブルンジ政府の努力を支援できることは喜ばしい。(3)子どもたちが栄養が豊富な日本の魚を食べ,健康を維持し,将来に向けて毎日勉強に励むことを祈っている。」と述べました。
左からヴィララリバWFPブルンジ所長,宮下大使,ンディラヒシャ教育大臣,ブジュンブラ・ルーラル郡長,コニル国連常駐調整官
ンディラヒシャ教育大臣は,日本の食糧援助により27万人以上のブルンジの子どもが利益を受けることに感謝の意を述べるとともに,学校給食を通じた栄養改善は国家の重点事項であり,今回の支援が正にブルンジに必要である旨述べました。

ウィララリバWFPブルンジ所長は,日本の日頃の貢献に感謝するとともに,WFPとしても学校給食が滞りなく提供されるよう努力する旨述べました。
子どもたちに給食を配布する宮下大使とWFP所長
食糧援助の署名式