「ブルンジ難民の持続的な帰還の支援」(UNHCR連携)引渡式
平成30年10月26日


10月1日,宮下大使は,ブジュンブラのUNHCRブルンジ事務所において,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じた平成29年度補正予算案件「ブルンジ難民の持続的な帰還の支援及びブルンジにおけるコンゴ(民)難民の保護強化」の引渡式に出席しました。この案件では,日本政府からUNHCRへ約1億6,500万円が贈与され,UNHCRが,ブルンジ帰還民の安全かつ尊厳ある帰還支援を行っています。
宮下大使はまず,UNHCRブルンジ事務所内に展示された,活動の様子を写した写真パネルや,毛布やバケツ等の支援物資を見学しました。これらの展示と,UNHCR職員による活動報告から,帰還民の受入れを行うトランジット・センター等で日本の支援が役立っていることを確認しました。
宮下大使はまず,UNHCRブルンジ事務所内に展示された,活動の様子を写した写真パネルや,毛布やバケツ等の支援物資を見学しました。これらの展示と,UNHCR職員による活動報告から,帰還民の受入れを行うトランジット・センター等で日本の支援が役立っていることを確認しました。


次に,引渡式の記者会見が行われ,多数の現地メディアと積極的に意見交換を行いました。
フクポルティUNHCRブルンジ代表は,「日本政府はブルンジを含む世界各国のUNHCRの活動に支援いただいており,本事業では,主にタンザニア,ケニア,コンゴ(民)より帰国するブルンジ難民の支援に協力いただいている。本年は大勢のブルンジ人の本国帰還が発生しており,本事業が終了する本年末までにもさらに38万人程度の帰還が見込まれているため,日本の貢献は大変ありがたい。日本政府と日本の人々に心より感謝申し上げる。」と述べました。
フクポルティUNHCRブルンジ代表は,「日本政府はブルンジを含む世界各国のUNHCRの活動に支援いただいており,本事業では,主にタンザニア,ケニア,コンゴ(民)より帰国するブルンジ難民の支援に協力いただいている。本年は大勢のブルンジ人の本国帰還が発生しており,本事業が終了する本年末までにもさらに38万人程度の帰還が見込まれているため,日本の貢献は大変ありがたい。日本政府と日本の人々に心より感謝申し上げる。」と述べました。
宮下大使は,「本日は,日本の貢献が現場で役立っている様子を展示を通して見ることができ,また,このように大勢のメディアの皆さんに本案件を紹介することができて大変うれしい。先ほど見学した運搬や医療サービス,毛布や食事等の提供は,国境を越えて帰還してくる人々にとって大変重要な支援であると思う。今後さらに帰還民が増える可能性もあると聞いているので,日本政府としても引き続きUNHCRと協力していくつもりである。」と述べました。
本案件は2018年12月まで継続し,支援活動が行われる予定です。
本案件は2018年12月まで継続し,支援活動が行われる予定です。