【経済協力】平成28年度対ルワンダ無償資金協力「ルワマガナ郡灌漑施設改修計画」に関する書簡の交換(2017年3月31日)
平成29年4月3日


3月31日,宮下大使とガテテ財務・経済計画大臣との間で20億7,700万円を限度とする無償資金協力「ルワマガナ郡灌漑施設改修計画」に関する交換公文の交換が行われました。この協力は,老朽化が進んだ既存の灌漑施設を修復することで,より安定した水の供給を実現し,農業生産性の向上及びルワマガナ郡の農民の収入向上に寄与するものです。
宮下大使は,「この度の無償資金協力により,ルワマガナ郡におけるため池,用水路,付帯設備,管理用道路の改修等が行われ,農業従事者は農業用水をより効率的に活用できるようになり,集約農業が促進される。このプロジェクトの重要な点は,地域農民が施設の維持管理のための組織を設立するというソフトコンポーネントが含まれている点である。これにより施設の長期間の維持管理が期待される。2023年には,2015年と比較して水稲の収穫高が30%増加することが見込まれている。」と述べました。
また,ガテテ財務・経済計画大臣は,「日本とはエネルギー,インフラなど他分野で無償支援,職業訓練を通じた支援を頂いている。本日の署名も良好な二国間関係の証左であり,本日の灌漑の支援は特に東部県が干ばつにさらされている良いタイミングでの支援となり幸いである。これにより,気候変動対策にもつながり,灌漑施設ができるだけでなく,農民が自ら灌漑を維持管理できる技術を持つこととなり,持続可能な開発が達成される。」と述べました。
農業分野において, 日本政府は本無償資金協力に加え,東部県ンゴマ郡で実施された灌漑開発計画(2016年11月完工),2011年より農業・動物資源省への灌漑アドバイザーの派遣等を実施しています。

(完成予想図 提供:JICA)
宮下大使は,「この度の無償資金協力により,ルワマガナ郡におけるため池,用水路,付帯設備,管理用道路の改修等が行われ,農業従事者は農業用水をより効率的に活用できるようになり,集約農業が促進される。このプロジェクトの重要な点は,地域農民が施設の維持管理のための組織を設立するというソフトコンポーネントが含まれている点である。これにより施設の長期間の維持管理が期待される。2023年には,2015年と比較して水稲の収穫高が30%増加することが見込まれている。」と述べました。
また,ガテテ財務・経済計画大臣は,「日本とはエネルギー,インフラなど他分野で無償支援,職業訓練を通じた支援を頂いている。本日の署名も良好な二国間関係の証左であり,本日の灌漑の支援は特に東部県が干ばつにさらされている良いタイミングでの支援となり幸いである。これにより,気候変動対策にもつながり,灌漑施設ができるだけでなく,農民が自ら灌漑を維持管理できる技術を持つこととなり,持続可能な開発が達成される。」と述べました。
農業分野において, 日本政府は本無償資金協力に加え,東部県ンゴマ郡で実施された灌漑開発計画(2016年11月完工),2011年より農業・動物資源省への灌漑アドバイザーの派遣等を実施しています。
(完成予想図 提供:JICA)