開発協力プレス・ツアー(交通)(2017年10月5日)

平成29年10月9日
ウウィハンガニェ交通国務大臣との懇談
日本大使館での事前説明の様子
10月5日,在ルワンダ日本大使館は,交通分野における日本の対ルワンダ開発協力についてのプレス・ツアーを実施し,対ルワンダ円借款事業「ルスモ-カヨンザ区間道路改良計画」の進行状況を視察しました。今回のツアーには,宮下大使とともに,ルワンダの主要新聞,テレビ,ラジオ及びオンライン・ニュースサイトから9名の記者(※)が参加しました。また,日本大使館での事前説明にはウウィハンガニェ交通担当国務大臣も出席し,挨拶の中で交通分野における日本の支援に対する感謝の意を表しました。

ルスモ-カヨンザ区間道路は,タンザニアのダルエスサラーム港とルワンダを結ぶ国際貿易の要路「中央回廊」の一部です。日本の無償資金協力案件「ルスモ国際橋及び国境手続円滑化施設整備計画」が2014年12月に完成したことにより,中央回廊を経由したルワンダへの車両通行量が増大しており,道路幅の拡張などが急務となっています。
工事現場における進行状況説明
プレス・インタビューに応じる宮下大使
今回のプレス・ツアーでは,道路拡張工事を行っている現場や,セメントとして使用する石の砕石プラントを中心に視察しました。この改良工事の完了は,2019年末を予定していますが,輸送コストの削減や,中央回廊における人及び物流の促進が期待されています。こうした経済基盤の整備は日本の対ルワンダ支援の重点項目の一つです。日本は,今後もルワンダの交通セクターを継続的に支援していきます。

※以下の報道機関の記者がプレス・ツアーに参加(新聞:The New Times, IMVAHO Nshya,テレビ:Rwanda TV,ラジオ:Radio Rwanda, City Radio, KT Radio, Contact FM, オンライン・ニュースサイト:IGIHE, Kigali Today, UMUSEKE)