空手日本大使杯(2018年2月10日)
平成30年2月13日



2月10日,当館とルワンダ空手連盟(FERWAKA)の共催で,第3回空手道日本大使杯が開催され,キガリ市アマホロスタジアム内体育館(Petit Stade)において,男女別の形・組手の個人及び団体戦の競技が行われました。当日は250名を超えるルワンダの空手家がルワンダ各地から集まり,大勢の観客に見守られながら競技を行いました。


宮下大使は,挨拶の中で日本大使杯を毎年開催できることを喜ばしく思うとした上で,「今年1月にFERWAKA会長との間で草の根文化無償資金協力の贈与契約書に署名したばかりであるが,日本政府はFERWAKAに対し競技用畳400枚と必要な機材を供与することを発表した,畳と機材は近々到着するが,まずは今年8月にキガリで開催されるアフリカ空手連盟が実施する大会“Pan Africa Karate Championship”で活用してほしい」と述べました。
開会式では,ルワンダにおける空手の普及活動に多大な貢献を行い,2017年に逝去したサインゾガ(Jean SAYINZOGA)FERWAKA上級顧問に弔意を表し,1分間の黙祷が行われました。また,FERWAKAに派遣されているJICA青年海外協力隊空手隊員(由地一樹隊員)が,形のパフォーマンスを披露しました。