「ンゴマ-ラミロ区間道路改良計画」署名式(2018年3月22日)
平成30年3月23日

3月22日,宮下大使とガテテ財務・経済計画大臣との間で76億7,000万円(約6,800万米ドル)を限度とする有償資金協力「ンゴマ-ラミロ区間道路改良計画」に関する書簡の署名及び交換が行われました。この事業は,ルワンダ東部県のンゴマ-ラミロ間で未舗装道路を舗装・拡幅するもので,輸送能力の増強とルワンダ国内及び周辺国との物流の活性化に寄与するものです。


ガテテ財務・経済計画大臣は,「本事業は,世界銀行も支援を行うンゴマ-ニャンザ道路改良計画の一部を成すものであり,タンザニアのダル・エスサラームからルワンダ,ブルンジ,更にコンゴ(民)までの域内貿易活性化とって重要な意味を持つ。また,現在建設中のブゲセラ空港にも接続するため,ルワンダの東部県と南部県の輸送量増加,更に東アフリカ域内の経済統合に大いに寄与する。ルワンダの発展の鍵となるインフラ事業への日本の貢献に心から感謝する」と述べました。
宮下大使は,「自分にとり着任直後に署名した『ルスモ-カヨンザ区間道路改良計画』に続き,本日2件目となる円借款事業のための署名が出来大変うれしく思う。本事業は東アフリカ地域を結ぶ要路におけるヒトやモノの円滑な輸送を可能にする。折しも昨日キガリで開催された第10回AU臨時総会において44か国がアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)に署名したところである。本日署名した道路案件は,まさにこの域内統合の流れに相乗効果を与えるものであり,ルワンダや東アフリカ地域だけでなく,ひいてはアフリカ全体の発展にも寄与する重要案件である。可能な限り早期の事業の完工を期待する」と述べました。
宮下大使は,「自分にとり着任直後に署名した『ルスモ-カヨンザ区間道路改良計画』に続き,本日2件目となる円借款事業のための署名が出来大変うれしく思う。本事業は東アフリカ地域を結ぶ要路におけるヒトやモノの円滑な輸送を可能にする。折しも昨日キガリで開催された第10回AU臨時総会において44か国がアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)に署名したところである。本日署名した道路案件は,まさにこの域内統合の流れに相乗効果を与えるものであり,ルワンダや東アフリカ地域だけでなく,ひいてはアフリカ全体の発展にも寄与する重要案件である。可能な限り早期の事業の完工を期待する」と述べました。

インフラ分野において,日本は,ルスモ国際橋,国境手続円滑化施設(OSBP)(平成23年度無償資金協力),ルスモ-カヨンザ区間道路改良計画(平成28年度有償資金協力)などの案件を通じて,ルワンダの経済基盤整備に大いに貢献しています。