「ンゴマ郡灌漑開発計画」引渡式(2018年7月12日)
平成30年7月19日
7月12日、東部県ンゴマ郡にて、平成26年度無償資金協力「ンゴマ郡灌漑開発計画」の引渡式が行われました。本案件は、日本政府による約15.5億円の支援により実施され、総貯水量96万m3のダム、灌漑水路、太陽光発電設備等が建設されました。この施設により、農業への天候の影響を軽減し、作物の増産や農家の収入向上を期待することができます。


宮下大使とンセンギユンヴァ農業担当国務大臣は、農業局の説明を聞きながら完成した施設を視察した後、農地で野菜の種まきを行いました。その後、式典会場では、地域の農民による歓迎の歌や踊りが披露されました。


宮下大使は、「本日の引渡式を農家の皆さんとお祝いできて大変うれしい。この施設は日本の高い技術を用いた質の高い灌漑施設であり、作物の増産と所得拡大が期待される。今後適切に維持・管理し、活用してほしい」と述べました。また、ンセンギユンヴァ農業担当国務大臣は、「日本政府の支援に深く感謝する。農業局や郡政府などの関係者は、農民が施設を適切に利用し、高価値作物の生産増加につなげられるよう、協力してほしい」と述べました。

