2022年天皇誕生日祝賀レセプションの開催
令和4年2月25日

日・ルワンダ友好関係60周年目の節目にあたる2022年、2月23日に、天皇誕生日祝賀レセプションを大使公邸において開催しました。ンダキジマナ財務経済計画大臣をはじめ、ルワンダ政府関係者、外交団、経済関係者、メディア関係者,国際機関代表等約100名の出席を得て、両国間の60周年の歩みを振り返るとともに、日・ルワンダ関係のさらなる発展のために協力していく意思と期待が確認されました。

今井大使は、挨拶の中で、ルワンダが日本に望むものは、日本の技術力、実行に結びつける規律・倫理並びに資金力であると理解しており、友好関係60周年及びTICAD8の開催年となる本年に目に見える成果を上げられるように尽力したいと述べました。また、今井大使は、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の「三方よし」という日本のビジネスの極意を紹介し、この理念は外交にも通ずるものなので、「日本、ルワンダそして世界にとっても「良い」ことを両国民で協力して実現していきたい。」と述べました。

ンダキジマナ大臣は、挨拶の中で、天皇陛下に対する誕生日のお祝いを表すとともに、コロナ禍における取組みが続く中でこのようなレセプションを開催できたことは二国の友好と連帯の証である旨述べました。また、ンダキジマナ大臣は、友好関係が始まって以降、特に1994年から現在に至るまでの無償資金協力や技術協力等の支援やJOCV派遣といった人的交流を通じた継続的な協力に謝意を述べました。さらに、両国の共通利益を追求する中で、政府間協力、人的交流、ビジネス関係を更に発展させる余地があるとし、ルワンダのTICADプロセスへのコミットメントを確約するとともに、2025年の大阪万博開催に向けての日本の取組みを歓迎する旨述べました。


会場内には日系企業ブースを設け、Bloom Hills Rwanda(リンドウ生産)、Organic Solution Rwanda(衛生環境改善製品)、Green Leaf Motors Ltd.(三菱自動車代理店:プラグインハイブリッド車の展示)やTOYOTA Rwanda))(最新車種の展示)などが、それぞれの活動の一端を紹介しました。