令和4年度「ガスヌ・コミュニティ市場建設計画」 ルワンダ草の根・人間の安全保障無償資金協力（GGP）署名式

 11月10日、ブジュンブラ市内にて、今井雅啓在ルワンダ日本国大使は、「ギヘタ地区」（Commune Giheta）との間で、88，692米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力（GGP/Kusanone）の贈与契約書に署名しました。　
 

ギヘタ地区の中心に位置する主要市場では、野外で商品、主に農作物の売り買いが行われており、雨期になると野外での経済活動ができなくなります。また、適切な施設がないため、地域住民は地面に商品を置いたり、木片で台を作り、その上に商品を置いたりして自助努力をしています。それらの問題を受け、本プロジェクトでは、屋根付きの市場を建設し、天候に左右されない経済活動の促進を図ります。

 今井大使は同式典で、「ガスヌ・コミュニティ市場建設計画の署名式に出席することを嬉しく思う。本プロジェクトの実施によって、屋根のなかったガスヌ・コミュニティ市場に施設を新設し、雨期においても経済活動が行われるよう改善を図る。同市場では主に農作物が売り買いされていることから、農業活動を更に促進させることができると考える。持続的に市場が使われるように、地域の人々には施設の維持管理を良く行うことを期待する」と祝辞の中で述べました。ギヘタ地区の代表であるニナハザ・ミシェリン氏は、日本政府及び日本国民に感謝の意を表すとともに、本プロジェクトを成功させることを約束しました。