令和5年度「リリマ整形外科専門病院におけるリハビリテーション機材整備計画」 対ルワンダ草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)署名式
令和5年10月4日


8月22日、在ルワンダ日本国大使館にて、福島功在ルワンダ日本国大使は、リリマ整形外科専門病院(Rilima Specialized Orthopedic Hospital)との間で、71,957米ドルの草の根・人間の安全保障無償資金協力(GGP)の贈与契約書に署名しました。

リリマ整形外科専門病院はブゲセラ郡に位置し、約100床の入院施設を持つ整形外科及び理学療法専門病院です。他の治療施設で対応できず紹介されてきた患者を含め、全国及び近隣諸国から1週間平均約200人の外来患者が訪れています。しかし、リハビリテーション機器の一部は老朽化していおり、施設の受け入れ可能人数は限られているため、リハビリテーション治療を希望する約150人の患者が現在治療を受けられずに待機を余儀なくされています。
本プロジェクトで、ランニングマシンや電気治療器等26品目のリハビリテーション機器を整備することで、同院はより幅広いニーズに応じた質の高いリハビリテーション治療を提供できるようになり、より多くの患者を受け入れられるようになります。


福島大使は同式典で、「本プロジェクトに対し署名することを光栄に思う。障がいのある人々が新たなリハビリテーション機器の裨益を受けられることを願っている。地域の人々と共に、このプロジェクトの効果が発現されることを楽しみにしている」と祝辞の中で述べました。同病院院長であるンザイセンガ医師は、日本政府及び日本国民に感謝の意を表すとともに、本プロジェクトを成功させることを約束しました。