対ルワンダ円借款「教育セクターのための開発政策借款(Development Policy Loan for Education Sector)」に係る交換公文(E/N)の署名・交換をしました
令和6年3月7日


2024年3月5日(火)財務・経済計画省において、福島功駐ルワンダ日本国大使は、ンダギジマナ財務・経済計画大臣との間で、対ルワンダ円借款「教育セクターのための開発政策借款(Development Policy Loan for Education Sector)に係る交換公文(E/N)の署名・交換をしました。


「成長と雇用創出を支える人材育成(科学技術教育・訓練)」は、我が国の対ルワンダ共和国 国別開発協力方針の重点分野(中目標)にもなっており、ルワンダの長期国家開発政策であるVision 2050の「質の高い教育へのアクセス」や「知識基盤型社会の実現」にも合致しています。
本借款では、教員養成校の機能強化、教育DX推進に向けた 取り組み 、初等教育における内部効率性改善を推進するための政策アクション実施を条件とした 財政支援を行うものです。
1 )養成校の機能強化については、 教員養成校の拡張や学習用機器の普及活用を通じた環境整備、関連政策・戦略の策定により質の高い教員が育成されることを促進します。
2) 教育 DX推進については、 関連する政策・戦略の承認の後押しや、教育関連データ ベース の統合の推進などを促進します。
3)内部効率性改善については、学校給食戦略策定や就学前教育の改善により初等教育での留年や退学に歯止めをかけるとともに、二部制運営の解消に向けて、教室増設を通じてその達成を支援します
福島大使は、署名式典において、「本日、ルワンダ政府と交換公文の署名と交換ができ嬉しく思う。本円借款はこれまでの長年の日本の対ルワンダ経済協力支援の中で、最大の金額となる140億円(9,300万米ドル)であり、また教育セクターへ向けた初めての円借款となる。本円借款は教員養成やDX、学校給食等における支援であり、ルワンダ政府の目標である『質の高い教育への公平なアクセスの確保』の達成に貢献するものである。本円借款が、ルワンダにとって、誰一人取り残されることなく、すべての国民と子供たちが平等に教育を受け、夢を見る機会を享受できる、豊かな国となるための道筋を照らすものであることを願っている。」と述べました。
なお、同日には塩塚JICAルワンダ事務所長とンダギジマナ財務・経済計画大臣の間で、ローン契約(L/A)も締結されました。
本借款では、教員養成校の機能強化、教育DX推進に向けた 取り組み 、初等教育における内部効率性改善を推進するための政策アクション実施を条件とした 財政支援を行うものです。
1 )養成校の機能強化については、 教員養成校の拡張や学習用機器の普及活用を通じた環境整備、関連政策・戦略の策定により質の高い教員が育成されることを促進します。
2) 教育 DX推進については、 関連する政策・戦略の承認の後押しや、教育関連データ ベース の統合の推進などを促進します。
3)内部効率性改善については、学校給食戦略策定や就学前教育の改善により初等教育での留年や退学に歯止めをかけるとともに、二部制運営の解消に向けて、教室増設を通じてその達成を支援します
福島大使は、署名式典において、「本日、ルワンダ政府と交換公文の署名と交換ができ嬉しく思う。本円借款はこれまでの長年の日本の対ルワンダ経済協力支援の中で、最大の金額となる140億円(9,300万米ドル)であり、また教育セクターへ向けた初めての円借款となる。本円借款は教員養成やDX、学校給食等における支援であり、ルワンダ政府の目標である『質の高い教育への公平なアクセスの確保』の達成に貢献するものである。本円借款が、ルワンダにとって、誰一人取り残されることなく、すべての国民と子供たちが平等に教育を受け、夢を見る機会を享受できる、豊かな国となるための道筋を照らすものであることを願っている。」と述べました。
なお、同日には塩塚JICAルワンダ事務所長とンダギジマナ財務・経済計画大臣の間で、ローン契約(L/A)も締結されました。