「ンズキ職業訓練センター寄宿舎建設計画」引渡式

令和元年10月7日
学校の視察
寄宿舎の視察
9月30日,南部県ルハンゴ郡カバガリ地区で,草の根・人間の安全保障無償資金協力「ンズキ職業訓練センター寄宿舎建設計画」の引渡式を実施しました。このプロジェクトは,日本政府による支援により,聖ヨセフ・ンズキ職業訓練センター(Saint Joseph Nzuki TVET)が,衛生設備を含む寄宿舎(114m2)を建設したものです。これにより,生活水準の向上や地域の若者の教育機会の改善が期待されます。
歓迎の踊り
宮下大使挨拶
宮下大使は,「寄宿舎の完成について皆様に祝意を述べたい。今し方,寄宿舎及び職業訓練校を視察したが,非常にきれいかつ完全な形で施設が維持・管理されていた。日本政府としては,ルワンダの発展の一翼を担うことができうれしく思う。今回寄宿舎の完成により生徒400名が入居可能となったことは喜ばしい。子どもたちには,この施設を活用してしっかり勉強してもらい,輝かしいルワンダの未来のために尽くしてもらいたい。ここで一生懸命に訓練を積むことで手に職がつけば,良い仕事に就くことができ,より幸福な生活を送ることも可能になる。それは,ひいては将来の国の発展にもつながると確信している。」と述べました。

ハキイマナ・ンズキ職業訓練センター長は,「寄宿舎建設により,すばらしい環境で400名が入居し職業訓練を受けることが可能になった。宮下大使には,我々が国家目標である『技術・職業訓練の推進』に貢献するチャンスを与えていただいた。この寄宿舎のおかげで来年は一層多くの生徒を受け入れることが可能になった。日本大使館に対して,国の発展のために我が校を支援するなど日頃の協力につき,感謝申し上げる。自分は,この寄宿舎がきちんと管理され,長期間にわたり使用されることを約束する。」と述べました。